岸和田徳洲会病院について
徳洲会の理念
・年中無休・24時間オープン
・入院保証金・総室(大部屋)の室料差額冷暖房費等一切無料
・健康保険の3割負担金も困っている人には猶予する
・患者さんからの贈り物は一切受けとらない
・医療技術・診療態度の向上に絶えず努力する
❙ 徳洲会グループの歴史
徳洲会グループの創設は、創設者の徳田虎雄・名誉理事長の幼少時の原体験による。鹿児島県の離島、故郷の徳之島で夜間に発病した幼い弟が、貧しさゆえに医師に診てもらえず、亡くなりました。その悲しみ、恐怖、怒りが”生命(いのち)だけは平等だ”の徳洲会の理念を産み、この哲学の下「いつでも、どこでも、誰でもが最善の医療を受けられる社会」の実現を目指して、徳洲会が創設されました。
<徳洲会の取り組み>
❙ 離島・へき地医療
徳洲会グループは離島・へき地に、次々に病院や診療所を開設してきました。こうした医療過疎地域の医療環境を良くすることが徳洲会の原点になっています。
離島・へき地の病院に最新の医療機器・設備を積極的に投入し、都市部の病院並の医療を提供するように心がけています。
また、グループのスケールメリットを生かし、都市部の病院に勤務する医師や看護師が離島・へき地の病院に応援に行ったり、研修医が離島・へき地の病院で研修を受け、全人的な医療を修得したりするなど、離島・へき地の病院と都市部の病院は相補的な関係にあります。
❙ 災害医療
NPO法人(特定非営利活動法人)TMAT(Tokushukai Medical Assistance Team)は徳洲会グループの医師や看護師、薬剤師、事務職員らが中心となり、1995年の阪神・淡路大震災を契機にその前身が発足しました。
2005年にNPO法人となり、これまで国内では新潟県中越沖地震や東日本大震災など、海外ではハイチ大地震、ミャンマーのサイクロン災害、フィリピン中部台風被害、ネパール大地震などの被災地にいち早く出動、災害医療救援活動を行っています。
また、災害時に迅速・適切に医療支援ができ、病院防災などにも力を発揮できる人材育成を目的に、災害医療や感染症対策等の講義、通信機器の使用やトリアージ(重症度選別)など実技訓練を、徳洲会グループ内外を対象に定期的に開催しています。
❙ 救急医療
徳洲会グループの全病院が受け入れている救急搬送件数は全国の約3%に上ります。徳洲会は早くから北米ER(救急外来)を導入、重篤な症例に高度な医療技術を提供する救命救急センター(三次救急)の指定を自治体から受けている病院も数多くあります。
救急医療は医の原点と呼ばれ、徳洲会グループも救急医療を原点として、特に充実を図っています。自前のドクタ-カーや軽飛行機「徳州号」、ドクターヘリの離着陸を可能にするヘリポートを備えた病院、外傷後遺障害の減少を目指し専門治療を実施する外傷センターなどを持ち、最善の救急医療を提供しています。
<岸和田徳洲会病院 概要>
名称 | 医療法人徳洲会 岸和田徳洲会病院 |
理事長 | 東上 震一 |
院長 | 畔栁 智司 |
所在地 | 〒596-0042 大阪府岸和田市加守町4-27-1 (交通アクセス) |
開設年度 | 1977年5月開設 2002年10月新築移転 |
病床数 | 病床数 400床(許可病床数 400床) |
診療科目 | 内科・心療内科・神経内科・呼吸器内科・消化器内科・循環器内科・腎臓内科・小児科・外科・消化器外科・整形外科・形成外科・脳神経外科・心臓血管外科・乳腺外科・救急科・病理診療科・眼科・皮膚科・泌尿器科・産婦人科・放射線科・耳鼻咽喉科・リハビリテーション科・歯科・歯科口腔外科・麻酔科 |
指定病院 | (財)日本医療機能評価機構認定病院 機能種別版評価項目3rdG:Ver.1.0 厚生労働省基幹型臨床研修病院 NPO法人 卒後臨床研修評価機構 認定施設 大阪府がん診療拠点病院 救急告示病院(三次救急医療機関) JMIP(外国人患者受入れ医療機関認証制度)認定病院 大阪府災害拠点病院 DPC特定病院群(旧DPC病院Ⅱ群) 地域医療支援病院 |