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救急を断らない三次救急病院で、新人看護師の私が頑張れる理由

大阪府岸和田市にある三次救急医療機関・医療法人 徳洲会 岸和田徳洲会病院の病棟で働く新人看護師インタビュー

5うみ病棟看護師 木下

藍野大学短期大学部の第二看護学科(富田林キャンパス)を卒業後、2023年4月に岸和田徳洲会病院に新卒で入職。現在は5うみ病棟(整形外科病棟)に所属。

|岸和田徳洲会病院を選んだ理由

私が通っていた大学に、岸和田徳洲会病院の救急病棟で働いている救急看護認定看護師の中村師長が先生として来られていました。もともと三次救急のある病院でたくさん勉強がしたいと考えていたところ、当院が三次救急医療機関であること・救急を断らず積極的に受け入れる病院であること・様々な疾患・状態の患者さんを診ている病院であることを中村先生から教えていただきました。友達と一緒に病院を見学させていただき、院内を案内してもらいながら説明していただく中で、すごく忙しい環境の中でも働く環境として『アットホームさ』を感じることができ、ここでたくさん勉強したいと考え入職を希望しました。

|忙しい岸徳で私が頑張れる理由

三次救急も受け入れて救急を断らない岸和田徳洲会病院に入職して、とても忙しい毎日を過ごしています。そんな忙しい病院で何年も働き続けている先輩看護師がたくさんいるので、日々学べることが本当に多いです。先輩看護師は皆さんテキパキと仕事が早く、周りに困っているスタッフがいたら気付いて助けてあげられる余裕がある。そういう先輩方が多いからこそ、私たち新人看護師も頑張れていると感じます。

大阪府岸和田市にある三次救急医療機関・医療法人 徳洲会 岸和田徳洲会病院の病棟で働く新人看護師インタビュー

|大好きな先輩看護師のように

5うみ病棟は整形外科の病棟です。入退院も多い病棟ですが、忙しい中でも患者さんに丁寧に優しく接することができる素敵な先輩看護師がいます。私が尊敬するその先輩看護師は、まだ2年目と3年目の方なのですが、患者さんの前では決して忙しさを見せず、患者さんが困っていることや気持ちを気兼ねなく話せる関係性を築くことができている。「私もこうなりたい!」と思わせてくれる大好きな先輩看護師です。

|嬉しかった患者さんの言葉

ある患者さんが退院時のアンケートに、「印象に残った職員」としてその大好きな先輩看護師と並んで私の名前を挙げてくださり、お褒めのお言葉を書いてくれたことがあります。とても嬉しかったのを覚えています。患者さんの前で忙しさを見せない先輩方の姿を見習って、少しはできたのかなと思います。

私の今の課題は、もっと迅速に動けるようになることです。患者さんに丁寧に優しく寄り添える看護師になるためには、スピーディーに判断しながら動ける知識をもっと身に付ける必要があると感じています。日々患者さんやご家族さんに言っていただける「ありがとう」という言葉を活力に、頑張って勉強していきたいと思います。

大阪府岸和田市にある三次救急医療機関・医療法人 徳洲会 岸和田徳洲会病院の病棟で働く新人看護師とプリセプター

|岸徳の新人教育

新人看護師たちのカラーを汲み取って、その年ごとに合わせたペースで学ばせていただけていると感じます。私たちの代は学生時代がコロナ禍で、実習等での現場経験が少なく、先輩たちの1年目に比べて少しゆっくりとしたペースで新人教育の計画が組まれているようです。新人看護師の学習状況を見ながら、プリセプター(実地指導者)や教育担当の方々が会議で話し合ってくださり、大切に育てようとしてくれていると感じます。
研修を進めていく中で「次はどんなことをしたい?」「どんなことが気になる?」と私たちに意見を求めてくれることがあります。「どっちの方が面白い?」と聞いて実際に研修に取り入れてくれたり、勉強会を開いてくれます。期待に早く応えて、先輩方の負担を減らせるように力を付けたいと思います。

|プリセプターとの関係

プリセプターは、一緒に考えてくれる存在です。私のプリセプターの前田さんは、育児休暇から復帰されて今は時短で勤務されているのですが、きちんと相談する時間を作ってくれます。忙しい時でも前田さんの方から声をかけてくださって、嫌な顔せずゆっくり話を聞いてくれるのでとても助かっています。

大阪府岸和田市にある三次救急医療機関・医療法人 徳洲会 岸和田徳洲会病院の病棟で働く新人看護師とプリセプター

|今後の目標

ご家族のケアもできる看護師になりたいです。私もおばあちゃんが亡くなったときに、その時に出会った看護師さんのおかげで心が助けられました。ご家族の生活はずっと続いていく。そこにも寄り添っていける看護師を目指したいと思います。

看護実習時に訪問看護の現場を見る機会があり、病院でしっかりと経験を積んで知識・技術を身に付けることができれば、そういったフィールドでも看護師として働いてみたいという目標があります。ご利用者のペースに合わせて希望を聞きながらじっくりと看護にあたることができる反面、看護師一人に求められる裁量も大きい。当院で様々な疾患・状態の患者さんを看る機会を得て、しっかりと知識・技術を身に付けられるように頑張りたいと思います。

(写真・インタビュー・文:MottoBrand 福井勝雄)


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