3度の出産を経験。非常勤、時短勤務など働き方を変えながら岸徳で長く働く理由
南大阪看護専門学校を卒業後、2005年に岸和田徳洲会病院に新卒で入職。3度の出産を経験し、産休・育休・時短勤務など社内制度を活用しながら病棟で長く勤務。2022年9月から予約外来に所属。
<目次>
・長く働ける環境
・尊敬できる先輩看護師の存在
・岸徳で働く人たち、職場の雰囲気
|長く働ける環境
私がここで長く働けている理由は、子育てや家庭と仕事を両立することへの職場の理解が深いからだと思います。
私は新卒で入職してから一人目の子どもを出産するまでの約8年間は病棟で常勤として勤務し、3回目の産休・育休から復帰して半年後に非常勤に働き方を変えました。多様な働き方を提案してくれる病院であり、さらにはやりたいことにも挑戦させてくれる病院です。病棟から外来部門への異動も、私から希望させていただきました。長く働いていくと、ライフステージの変化によって時には家庭を優先させたい時もあります。そうした個別の事情にも耳を傾けてくれて、活躍できる場所を与えてくれる病院です。
今、私は9時~16時の時短勤務で働いていますが、子どもがもう少し大きくなったらまた常勤として働かせていただきたいと考えています。何もできなかった新人看護師だった私をここまで育ててくれた病院に恩返しできればと思います。
|心がけていること
特に病棟で勤務していた時に意識していたことですが、「患者さんが息をひきとる前にご家族と会えるように介入したい」ということを看護師1年目の頃からずっと意識して働いてきました。最期の瞬間を迎えるその前の変化を見逃さないように注意深く観察し、残された時間が長くなかったとしても早めにご家族に知らせてあげるようにしていました。異常の早期発見ができるように看護師としてフィジカルアセスメント力を高めていけるようにと、昔も今も考えています。
|尊敬できる先輩看護師の存在
当院にはすごいなと思えるスタッフがたくさんいますが、私が一番尊敬している方は昔お世話になった4うみ病棟の中村主任です。看護師としてだけじゃなくて、人として尊敬できる方です。
中村主任は看護師歴は長いにも関わらずとても腰が低く、太陽みたいに常に明るい人です。4うみ病棟は脳神経外科病棟で全介助の患者さんが比較的多い職場でしたが、中村主任はいつもポジティブで一緒に働いている周りの職員がとても楽しく仕事ができました。
また一緒に働く機会があったらぜひ働きたい、そんな尊敬できる先輩看護師が、岸和田徳洲会病院にはいます。
|岸徳で働く人たち
自分の好きを極めようと目標に向かって頑張っている人が多いと感じます。
認定看護師が多く在籍していることも特長の一つです。専門知識を持ったスペシャリスト達は教えるのがすごく上手で、自分の知識・技術を周りの職員にもしっかり広めよう、みんなで理解し合いたいという気持ちがすごく伝わってきます。一緒に働くことで勉強になることが多く、学べる環境だなと思います。
|職場の雰囲気
岸和田徳洲会病院で約19年と長く勤務し、複数の病棟や部署を見てきましたが『住めば都』ではないですが、どこの部署も楽しかったです。患者さんにはもちろん、周りの職員にも優しい人が多い職場なので、忙しい病院ですが良い雰囲気の中で働くことができ、やりがいや充実感を感じられる環境だと思います。何かチャレンジしたいことがある方や勉強熱心な方にとっては特に活躍できる場が多く、オススメです。
(写真・インタビュー・文:MottoBrand 福井勝雄)
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